2021年06月13日

N6XBasicChecker 1.8.0 & p6top6t 2.3リリース

N6XBasicChecker 1.8.0のリリースです。
機能的には小粒な改修で、結果をUTF-8で出力するオプションを追加しています。
これはMSYS2など、Windows上でUTF-8エンコーディングを採用している環境上で利用するためのものです。
私はWindows上ではMSYS2をメインの開発環境として使用しており、そこで使えるようにするための措置です。
出力メッセージのエンコーディングは変わりますが、入力するプログラムのエンコーディングはSJIS固定ですのでそこはご注意ください。

また、今回からp6top6tをアーカイブに含めています。
これはp6形式のテープイメージからオートスタートなどの設定が含まれたp6t形式に変換するツールです。
こちらは原作者のゆみたろ様の許諾を得て私の方で改良版を配布します。
機能追加としては自動入力機能を追加しています。
このツールはBASIC+マシン語など複数のプログラムを連結したテープイメージ内のそれぞれのパートに対して設定するという関係上対話式インターフェースを採用していて、そのため自動化ができず実行のたびにパラメータを手入力する必要がありました。
これは自作プログラムや雑誌からの打ち込みなど、リストの修正→テープイメージに変換→p6tに変換という作業を繰り返す場合に大きな負担になります。
今回は実行時の入力内容をファイルに保存しておき、2回目移行はそのファイルを読み込んで自動入力するという方式を取っています。
また、元が古いツールのため現在の最新の開発環境ではコンパイルが通らない箇所などを修正しています。

今回のツール整備で、LinuxとWindowsでプログラム打ち込みのワークフローを共通化できるようになりました。
あとはLinuxで使えるWAV↔テープイメージ変換ツールが欲しいところですが(現在はWineでP6DatRecを使っています)、それはまたの機会に。

ダウンロードはこちらからお願いします。

【更新履歴】
N6XBasicChecker
ver. 1.8.0 2021/5/30
機能追加
・UTF-8エンコーディングで結果を出力するオプションを追加

p6top6t
21/06/12 Ver.2.3
最新のMinGW、GCCに対応
Linuxに対応
-uオプションでUTF-8でメッセージを出力
-sオプションで入力オプションを保存
-rオプションで保存した入力オプションの自動入力機能を追加

posted by eighttails at 11:05| Comment(0) | N6XBasicChecker | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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