2012年02月26日

PC6001VX公開

ここまでブログを読んで下さり、リリースを心待ちにしてくださっている
全国の恐らく2〜3人の皆様、お待たせしました。
PC6001VのLinux版、「PC6001VX」のベータ版を公開します。
GUIにQtを使用し、クロスプラットフォーム化したいという思いを込め
名前にXを加えました。
about1.0b.png
Linux版はソースのみの公開です。
debファイルはそのうち作るかもしれません。
PC6001VX_1.0b_src.tar.gz

また、移植性の検証の成果物としてWindows版のバイナリも公開します。
え、オリジナルのP6Vに対するアドバンテージですか?ありませんよ。
PC6001VX_1.0b_win.zip
2012.2.27更新:SDK未インストールの環境でフリーズする不具合に対応しました。

ついでに、フォントビットマップを生成した際に使用したジェネレータも公開します。
FontGen_src.tar.gz

■使い方
 機能の追加、削減は基本的になく、
 GUIに関してもオリジナルを極力忠実に再現しましたので、
 ゆみたろ様のオリジナルのマニュアルを参照してください。
 ごめんなさいごめんなさい。

 初期設定では、ROMファイルの配置場所は
 ・Windowsの場合、EXEと同じ階層のromフォルダ(一度起動すると生成されます)
 ・Linuxの場合、~/.pc6001vx/romフォルダ(一度起動すると生成されます)
 となります。
 不可視ディレクトリにROMやテーブイメージを置くのが嫌な方は、環境設定から変えられます。

■既知の不具合
 ・Qt+SDLの組み合わせの制約上?フルスクリーン状態でメニューを出すことができません。
  フルスクリーンでマウス右クリックした場合、一旦ウィンドウモードに遷移します。
 ・Linux版では、メニュー外をクリックしてもメニューが閉じられないケースが発生します。
  この場合、メニューの上でマウスをしばらく動かしていると閉じられるようになります。
 ・リセット時にプチフリっぽい動きになることがあります。
 ・サウンドが突然止まることがあります。

■ビルド手順
・Windows
 1.こちらからMinGW用のQtSDKをダウンロード、インストールしてください。VC++はサポートしていません。
 2.こちらからmingw用のlibpngおよびzlib開発用ライブラリをダウンロード、インストールしてください。
 3.こちらからmingw用のSDL開発用ライブラリをダウンロードしてください。
 4.ダウンロードしたPC6001VXのソースを解凍してください。
 5.2.でインストールしたGnuWin32フォルダと3でダウンロードしたSDLフォルダを4.で解凍したソースと同階層に配置してください。
 6.PC6001VX.proをQtCreatorで開いてビルドしてください。

・Linux(Debian Sidの例 Ubuntuでもほぼ同様でしょう。)
 1.apt-get install qtcreator libpng-dev libsdl1.2-dev を実行。
 2.ダウンロードしたPC6001VXのソースを解凍してください。
 3.PC6001VX.proをQtCreatorで開いてビルドしてください。
  IDEが嫌な人はQtCreatorの代わりにqmakeとqtライブラリを揃えればビルドできるでしょう。

Windowsは依存ライブラリの収集が地獄
ですね。

■トラブルシューティング
・強制終了後起動しなくなった場合、
設定フォルダ(Windowsの場合exeと同じパス、Linuxの場合~/.pc6001vx)内の
pc6001vx.lockを削除してください。
これは二重起動判定用のファイルです。

■ライセンス
オリジナルのPC6001Vのライセンスに従い、LGPLとします。

■謝辞
オリジナルのPC6001Vを製作されたゆみたろ様、
Mac版を通じ、移植の障害を取り除いてくれていたであろうWindy様、
Qtについて勉強する機会を提供してくださった関東Qt勉強会およびNOKIAのエンジニアの皆様、
そしてP6の魔空空間に引きずり込んだ世界にいざなってくれた変態共紳士達の皆様に
厚く感謝申し上げます。

移植に着手したのが去年の年末休みからなので、
2ヶ月でひと通り移植できたことになります。
これはオリジナルの元々の移植性や、Qtの生産性によるところが大きいです。
自分一人の力ではこうは行きません。
改めて感謝です。

今後のことはまだ考えてませんが
・内部の再設計
 SDLはウィンドウシステムとの相性があまりよくないので、切り離したいと思ってます。
・SR対応
 勉強としてやってみたいけど、まずSRの実機がないと話になりません。だれかくだs
・周辺ツール
 ROM吸出しやプログラムの打込み支援など、
 Windows無しでP6エミュ環境を構築できるツールチェーンを整備したいと思ってますが、
 これも果てしない道ですね。

なんかをやろうとぼんやり思ってます。
posted by eighttails at 02:23| Comment(0) | PC6001VX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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