当時からアーケードと同じ部品を使っているなどと堅牢性を謳っていた製品だけあって、現在でも問題なく動いてくれます。
このXE-1PROをPC-6001の実機でしか使えないのは勿体無いので、現代のPCでUSBジョイスティックとして使えるアダプタを作ってみたいと思います。
今回アダプタの製作に使用したのは、REVIVE USBという製品です。
REVIVE USB
ジョイスティックに限らず、オリジナルのUSB入力デバイスを制作するためのモジュールです。
ICから出ている各ピンに対する入力を、USBのHIDデバイスとしての振る舞いに変換して出力します。
REVIVE USBのモジュール(キット)は秋葉原の三月兎で購入できます。
基板はDSUB9ピンコネクタを直接ハンダ付けできるものが楽でお勧めです。
秋月で150円で購入しました。

配線が変なのは(゚ε゚)キニシナイ!!
モジュール部分の組み立ては説明書にある通りに行います。
DSUB9ピンコネクタとの接続は
5ピン→+5V
9ピン→GND
レバー、ボタン→P1〜P12のどれか(あとで設定ツールでアサインできるので配線しやすいピンでOK)
につなげば動作する、はずでしたが動きません。
トリガーのLEDは動作するので電源は正しく供給されていますが、レバー、ボタンを操作してもテスターが反応しません。
どうもえすびさんのページによると8ピンもGNDにつながないといけないようです。
この辺はジョイスティックの機種依存がありそうですが、とりあえずXE-1PROは8ピンと9ピンをつないでGNDにつないだら動作しました(実はあまりよく分かってない)
動作することが確認できたら設定ツールでキーアサインを変更します。
ツールを起動してレバーやボタンを入力するとウィンドウ上のピンが光るので、実際に入力されたレバー、ボタンの種類を入力します。
設定ツールはWindows専用ですが、設定内容はハードウェア側に記憶されるので、一度設定したらLinuxなどでも問題なく使用できます。

こうしてLinux、PC6001VX、XE-1PROの組み合わせでBELUGAをプレイできるようになりました。
2ボタン操作もバッチリです。

例によって製作途中ハマったり失敗したりしているので、3回くらい秋葉原で部品買い直しましたorz
そして5番の5Vは使いません
ただ、本体5番から5Vは給電されてるので、
XE-1PROはそれを使って連射回路を動作させてます