2018年11月10日

雑誌掲載作品レビュー(27)「待ってくれ」&「高速PUT/GET」

今回のお題はマイコンBASICマガジン1986年8月号掲載の「待ってくれ」および、PCマガジン1988年4月号掲載「高速PUT/GET」です。
「待ってくれ」内容はシンプルなルールのパズルゲームです。
「高速PUT/GET」は、N66SR-BASICのPUT@/GET@文の高速版です。今回のようなゲームに適用することでゲームの動作を軽快にすることができます。

matte01.png
ゲームの目的は、動物園を抜け出したペンギンのペンキチ君が、海の上に残された浮輪を伝って南極行きの船にたどり着くというものです。
matte03.png
ペンキチ君は浮輪の上しか歩けません。スペースキーを押すと、自分の周り4方向のどれかの浮輪をけとばすことができます。けとばした浮輪は何かに当たるまで止まりません。
matte04.png
こうして浮輪を動かしてゴール(船と書いていますが画面上では緑の浮輪です)にたどり着けば1面クリアです。
matte02.png
全10面クリアするとエンディングです。またコンストラクションモードもあり、長く遊べるようになっています。
matte05.pngmatte06.pngmatte07.pngmatte08.pngmatte09.pngmatte10.pngmatte11.pngmatte12.pngmatte13.png

matte14.pngmatte15.png
ゲームとしてはシンプルでよくできています。
ゲームそのものはテキスト画面で実装しても成り立つようなものですが、カワイイカラフルなキャラがゲームに彩りを与えています。

ここで問題なのが、N66SR-BASICでのキャラクタPUTはかなり遅いということです。
N60-BASICではそもそもBASICにキャラクタPUT命令がなく、マシン語を使うしかなかったという状況に比べればだいぶマシなのですが、この遅さ故に「SPREST 2000」が出てくるまで、N66SR-BASICと言えばパズルゲームかロールプレイングゲームで、アクションゲームはほぼ出てこないという状況でした。

そこで登場するのが「高速PUT/GET」です。こちらの掲載誌はPCマガジンで、掲載年もかなり後なのですが、この時期のベーマガ掲載作品と相性が良く、ゲームプログラムにこのルーチンを組み込むとキャラクターの表示がかなり軽快になります。(約10倍高速とのことです)
「高速PUT/GET」はDATA文形式のマシン語で提供され、高速化対象プログラムのGET@/PUT@文をこちらのルーチンで置き換えると比較的簡単な修正で組み込むことができます。

「高速PUT/GET」ルーチンのロード方法としては
1.マシン語をディスクにBSAVEして高速化対象プログラムの最初でBLOADする
2.高速化対象プログラムと「高速PUT/GET」のリストをMERGEする
の2種類があります。
当時実機では1.の方法を取っていたと記憶していますが、現在エミュレーターに読ませる用にテキストファイルでリストを入力している場合は2.の方が簡単にできます。

matte16.png
例によって動画を撮りましたのでこちらもご覧下さい。
最後におまけとして高速PUT/GETを使った動画を収録しています。
ラベル:ベーマガ PC-6001
posted by eighttails at 22:27| Comment(0) | 雑誌掲載作品レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。