2020年05月19日

雑誌掲載作品レビュー(43)「TANK DEFENDER」

今回のお題はPiO1985年6月号掲載の「TANK DEFENDER」です。
第二次世界大戦を舞台とし、ドイツ軍の戦車を操作して司令部を防衛するという固定画面シューティングです。
I/O1981年8月号掲載のMZ版からの移植作品で、編集部からは「移植版のゲームにはオリジナルの要素を追加して欲しい」と評されていましたが、それ以前にどっからどう見てもタンクバタリアンだろという出オチです。
TankDefender01.png

自機はカーソルキーで4方向に動き、スペースキーで弾を発射します。
敵戦車は画面右上、左上のどちらかから出現し、同じく弾を発射してきます。
壁は2発まで自機または敵の弾を防ぎますが、2発当てると破壊されます。
TankDefender02.pngTankDefender03.png
自機が3機破壊されるか、画面下中央の司令部が破壊されるとゲームオーバーです。
司令部のマークはドイツ軍ということでハーケンクロイツをかたどられているように見えますが、よく見ると「卍(まんじ)」です。
敵戦車を20両破壊するとラウンドクリア、3ラウンドクリアごとにTEA TIME(コーヒーブレイク)があります。
TankDefender05.png

タンクバタリアンおよび移植元のMZ版にないオリジナル要素としては燃料の存在で、燃料が切れると自機は砲塔の回転と弾の発射はできますが移動ができなくなります。
自機を司令部の横に停めると燃料が補給されるのですが、司令部が壁に囲まれている状態だと補給できないので、燃料が逼迫すると自分で司令部の壁を破壊して補給することになります。司令部的にいいのかそれ
TankDefender04.png
ゲームの出来としてはかなり良くできていると思います。
ゲームはEXASコンパイラで作成されており、多数の戦車を登場させても満足な速度で動いてくれます。ちなみにランタイム化可能なので遊ぶだけならコンパイラROMは不要です。
正直なところ操作性は良くはなく、1キャラ分の幅の道に入るのにも難儀しますが、「戦車とはそういうものだ」という謎の説得力があります。
TankDefender06.pngTankDefender07.png

動画を撮りましたのでこちらもご覧下さい。
ラベル:PC-6001 PIO
posted by eighttails at 21:45| Comment(0) | 雑誌掲載作品レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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