2020年08月09日

雑誌掲載作品レビュー(46)「KRPG ―魔物の住む村―」

今回のお題はマイコンBASICマガジン1986年2月号掲載の「KRPG ―魔物の住む村―」です。

キャラクタ育成、戦闘メインのRPGです。そういう意味では「LIZARD QUEST」の第一作に近いです。
KRPGのKが何を指しているのかは不明です。(作者のイニシャルがKなのでそこからとっているのではないかと推測しています)
筆者は1986年1月に66SRを入手したのですが、これがベーマガで最初に打ち込んだプログラムです
KRPG1.png

主人公はキタローの父という設定、いわゆる目玉おやじです
KRPG2.png
本作発表時にはゲゲゲの鬼太郎アニメ第3期が放送中だったので、その影響を受けていることは容易に想像できます。
フィールドは3x3画面で1画面に1つ神社があり、神社は敵が守っています。
9つある神社のうち3つに隠されている宝を奪還し、最後に神社のうちどこかにいる「リーダー」を倒すとクリアです。
敵は三種類で、「からかさ」「ぬりかべ」に加え、「かおぞう」というこのゲームオリジナルの妖怪がいます。
KRPG3.pngKRPG4.pngKRPG6.png
強さはからかさ<ぬりかべ<かおぞうの順で、神社を守っているのはすべてかおぞうです。

敵は神社または草むらに隠れていて、神社に入るか草むらの中の敵にエンカウントすると戦闘が始まります。
敵に体当たりすると「ピッ」という音がしたときはダメージを与えており、「うっ」という声がしたときはこちらがダメージを受けています。
敵を倒すと攻撃、守備のパラメータが上がり、敵の強さに応じて生命力(HP)が回復します。
戦闘は2次元フィールドで行われ、敵が追いかけてくる感じが何となくローグをほうふつとさせるのですが、ローグのような戦略性は特になくぶつかって攻撃することしかできないので、結局パラメータを上げて力で押すだけです。
前述のとおり神社にいるのはすべてかおぞうなので初期状態では勝てません。レベルを上げるには草むらに隠れている敵を倒していかないといけないのですが、かおぞうは草むらにも出現するため、レベルが低い状態で遭遇するとすぐ死んでしまいます。また草むらを歩くと体力が減っていき、レベル上げのためにうろうろするとそれだけで死んでしまいます。

CHECKER FLAGでは「このゲームはどうしても勝てない」と言われていますが、実は攻略法が存在します。
実は草むらに隠れている敵はランダムエンカウントではなく、すべて出現位置が決まっています。つまりどこにどの敵が出現するのかを覚えておき、
1.通常は道の上を移動し(生命力が減らない)、草むらの敵に近づくときは最短ルートをとる
2.最初は弱いからかさを倒していく
3.攻撃、守備が十分上がったらぬりかべを倒していく(ぬりかべの方が回復する生命力が高い)
4.攻撃、守備がMAX、生命力が7割を超えるくらいになったら神社にいるかおぞうに挑む(かおぞうは倒したら生命力がほぼ全回復する)
の順を追って進めていけばクリアできます。
ちなみに、マップの真ん中の神社(スタート地点の横)は宝のありかとリーダー(ラスボス)を兼ねてるので、ここを最後に残して撃破すると宝が2つの状態でクリア(してるように見える)になります。

敵の出現位置が決まっているということに気づかないと確かにクリアは相当難しいのですが、当時筆者はそれほど苦労せずにクリアしていました。ただこの仕様を把握していたかどうかは記憶にありません。改造してチートはしていなかったと思うので、どうしてクリアできたのかは謎のままです。
KRPG8.pngKRPG9.png
せっかくなので、敵の出現位置マップを貼っておきます。
KRPGMap.png

動画を撮りましたのでこちらもご覧下さい。



最後に、このゲームはこの後いろいろ改造して遊んでいたのを思い出しました。エンディングに音楽を入れたり(今回打ち込み直してエンディングに音楽がなくてあれっとなった)、タイトル画面がなかったので作ったりしました。
タイトル画面を作る際、P6のKANJI文では「魔」が出ないので「化物の住む村」に勝手に改題したりしていました。
ラベル:PC-6001 ベーマガ
posted by eighttails at 00:44| Comment(0) | 雑誌掲載作品レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。