2021年08月08日

PC-6601SR用代替赤外線キーボードの製作

今回は久しぶりに電子工作ネタです。
PC-6601SR(以下66SR)はPC-6001/6601シリーズの中で唯一セパレートタイプとなっており、赤外線による無線キーボードとなっていました。
現在においてはそれが仇となり、オークション等ではキーボードなしの本体のみで流通するケースが多く、キーボードの入手が非常に困難になっています。
今回、赤外線LEDをRaspberry PiのGPIOでコントロールし、任意のキーボードからPC-6601SRのキーボードと同等の赤外線信号を送るという代替ソリューションを開発しました。
動作イメージはこちらをご覧ください。
Emitter_example1.jpg


これまでも66SRの代替キーボードソリューションは複数発表されていますが、特に今回意識したのは「現在新品で入手できる部品で構成可能なこと」と「マイコンの数珠つなぎや長大な配線を極力避けて取り回しのしやすいハードにすること」です。そのため、入手性の非常に高いRaspberry Piをベースに開発を行い、また最近発売されたキーボード一体型のRaspberry Pi 400に組み込むことで非常にシンプルなハードウェア構成で使うことができます。
Emitter_example2.jpg

キータッチにこだわりのある方は以下の動画のようにRaspberry Pi 3等にお好みのUSBキーボードを接続してお使いください。

なお、日本語配列キーボード専用になります。ご了承ください。

プログラム、組み込み方法および回路図はGitHubで公開しておりますのでそちらを参照ください。
プログラムはディスクイメージをSDカードに書き込むだけで簡単なのですが、赤外線送信器のハード部分は回路図を参照して自作していただく必要があります。
回路自体は何の変哲もない「Lチカ回路」なので電子工作としては初歩の初歩クラスの易しさなのですが、筆者自身が電子工作初歩レベルなので私から完成品の頒布はないとご認識ください。
Emitter_example.jpg

本作は今年の正月休みに1週間ほどで作ったものですが、それだけの期間でできたのは66SRの赤外線信号の仕様解析が済んでいて情報がまとまっていたからで、この場を借りて解析していただいたMORIYAさん、えすびさんに感謝申し上げます。
posted by eighttails at 15:55| Comment(0) | PC-6001 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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