2021年09月28日

雑誌掲載作品レビュー(50)「妖怪探偵ちまちま」

今回のお題はPCマガジン1986年2月号掲載「妖怪探偵ちまちま」です。
市販作品じゃないかという突っ込みもあるかと思いますが、元々この「雑誌掲載作品レビュー」シリーズは、雑誌や書籍にリストが掲載されていれば市販作品でも取り扱うというスタンスで考えていました。(だから「読者投稿作品レビュー」とはしていないのです)
なんだかんだ言ってシリーズ50回目にして初めて市販作品を取り上げる形になりました。

ChimaJTitle.pngChimaETitle.png
ゲームは固定画面のアクションゲームです。
プレイヤーは目玉おやじのような「ちまちま」となり、遠隔操作できる火の玉を使って墓場から湧いてくる妖怪たちを倒し、さらわれた小百合ちゃんを助け出すのが目的です。

火の玉はスペースキーで発射してカーソルキーで操作します。この時ちまちまも一緒に動いてしまいますが、ちまちまと火の玉のスピードがかなり違うというところがこのゲームのキモになります。
火の玉を妖怪の中心に当てると倒すことができますが、火の玉のスピードがかなり速いので、狙って中心に当てるには何度も往復させて当てるといったテクニックが必要になります。
また、火の玉を出した状態でもう一度スペースキーを押すと爆発し、爆風で周囲の妖怪を倒すことができます。この爆発には自分もまきこまれてしまうので注意が必要です。スペースキーは連打しないでかなり慎重に押す必要があります。
ChimaEBomb.png
爆風で3体の妖怪を同時に倒すと「妖怪カー」が出現します。
P6版ではこの妖怪カーに乗ると画面の外周をぐるぐる周回し、その間は無敵になります。スペースキーで降りられますが、それまではずっと乗っていられるようです。
ChimaE1.png
このフィーチャーは機種によって仕様が異なるようで、MSX版では妖怪カーに乗ったらその面がクリアということになるようです。
この妖怪カーは何の意味があるかというと、妖怪カーでぐるぐる回ってる間に墓場からキャラ数の限界まで敵が出てくるので、敵が十分出尽くしたところで妖怪カーを降りて爆風で一網打尽にするというのが一般的な戦略と考えられます。

爆風で4体以上の敵を同時に倒すと黄色い火の玉が出ます。これは取ると得点になりますが、それとは別に次のステージがボス戦になります。
ボスは爆風1発で倒せるので楽勝なのですが、ボス戦にたどり着くまでのハードルがなかなか高いです。逆に言うと爆風で一気に敵を倒すことを考えずに、死なないように立ち回るだけならそれほど難しいゲームではありません。
ChimaJBoss.pngChimaEBoss.png
ボスを倒さなくても一定ステージを超えればエンディング(?)は見られます。
Chima-End.png
ちなみにこのゲームは良く知られた通り「日本版」「西洋版」の2種類が存在し、パッケージ版はテープ2本組となっています。
マシン語がインテルヘキサ方式で記録されているせいで、恐らくP6のゲームとしてはロード時間が最長(約22分)と言われています。
内容はタイトル画面と敵のグラフィック、マップが異なります。マップの関係で西洋版の方が若干難易度が高いと感じました。
こちらが日本版:
ChimaJ1.pngChimaJ5.pngChimaJ3.pngChimaJ4.pngChimaJ2.png
こちらが西洋版:
ChimaE5.pngChimaE3.pngChimaE4.pngChimaE2.pngChimaE1.png
PCマガジンに掲載されたバージョンは日本版で、紙面の関係でタイトル画面が割愛されて「Hit Space Key!」と表示されるだけになっていますが、それ以外は同じのようです。妖怪カー、ボス戦、エンディングがあることは確認しました。
ChimaPCMTitle.png
パッケージ版になりますが、動画を撮りましたのでこちらもご覧下さい。
(今までP6版ちまちまの動画はネットに上がってなかったようですね)




posted by eighttails at 21:58| Comment(0) | 雑誌掲載作品レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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