2017年08月19日

PC6001VX2.31.0リリース

PC6001VXの2.31.0リリースです。

今回も新機能の追加はなく、バグフィックスとWindowsの64ビット対応のみです。

作者もこれまで気が付かなかったのですが、Android6.0以降の環境では、サンドボックス外のファイルにアクセスできず、SDカード内のROMやテープイメージを開けないという割と致命的な問題がありました。(Android5.0からアップグレードした環境では発生しない問題なので見逃していました)
本来これはQtのバグなので、そちらの対応を待たなければならないのですが、応急処置を行い、一応手持ちの環境では動くことを確認しましたが完全ではないかもしれません。
本バージョンでは実行時にストレージアクセス許可の確認ダイアログが出てくるので、許可を出してご使用ください。

また、他のプロジェクトのために64ビット開発環境を整備したので、試験的に64ビットWindows版を公開します。機能的には全く違いはありませんし、P6で4GB超のメモリを扱えるようになったりもしません。w

また、最近様々なUNIX系のディストリビューションやマイコンボードでP6VXを動かしてくださる奇特な方々が現れるようになり、そのフィードバックを反映しています。

ダウンロードはこちらのページからお願いします。
■更新履歴
2.31.0 2017/08/19

・ALWAYSFULLSCREENフラグを付加してビルドした場合にファイルダイアログ、設定ダイアログもフルスクリーンになるようにした。(低解像度デバイス用)
・サウンド周りのメソッド呼び出しがスレッドセーフでなかったのを修正
・ドキュメントをasciidocで書き直した。
・(Windows)ビルド手順を更新。
    64ビット版がビルドできるようになった。
    MSYS2のバージョンを固定する運用を推奨。
    PATHの設定を不要にした。
・(UNIX)Linux以外のUNIXでビルドできるようにproファイルを修正
・(Windows以外)設定ファイル等のパスの扱いを絶対パスにするようにした。
・(Android)SDカード上のファイルにアクセスできない問題への暫定対応

posted by eighttails at 19:04| Comment(2) | PC6001VX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月18日

Linux/Android用MDXプレーヤー XMDX 1.0αリリース!

夏休み頃からTwitterでは進捗をお伝えしていましたが、Linux/Android用MDXプレーヤー、名付けてXMDXをリリースします。
XMDX_Qt2.png
私は小学3年生から6年生の間、PC-6601SRを使っていましたが、中高の6年間はX68000ユーザーでした。
当初は電波新聞社の移植ゲームを遊ぶのが目的でしたが、そのうちパソコン通信を初めて、聞き専ですがMDXにハマりました。

Windowsには多数プレーヤーアプリが存在するのですが、LinuxやAndroid方面にはあまりなかったので、自作してみました。
(まあWindowsでもビルドすれば動くんですが、Windowsには既存のプレーヤーがいっぱいあるのであえてバイナリは出してません)
コンセプトは、通勤、作業用BGM用途のプレーヤーとして常用できるものを目指しています。
  • 大量の楽曲をプレイリストに入れて管理できる
  • シャッフル、リピートプレイに対応している
などを備え、極力プレーヤーを触らずに聞き続けられることを意識しています。
(リモコンにまだ対応していないので道半ばですが)

ダウンロードはこちらからどうぞ
また、使い方はこちらのページを参照してください。

今後の予定としては
■やりたいと思っていること
・Bluetoothリモコン対応
    Bluetoothのリモコンに曲名を表示してそちらから操作できるようにしたいと思っています。
    おそらくAndroidのMediaSessionを使うことになるので、Android5.0以降が必要になると思います。
・環境設定画面
    再生時のループ回数などの設定が未実装なので、近いうちにつける予定です。
・プレイリスト管理
    複数のプレイリストを管理して切り替えられるようにする予定です。

■やらないこと
・MDX以外のファイル形式への対応
    HootとかZ-MUSICとかありますが、対応しない理由は2つで、まず私が曲データを持っていない、それから88や98は持っていたことがなく、正しく曲が再生されているのか自分の耳で判断できないためです。
・演奏ステータスモニター
    このアプリはUIのレスポンス向上のためにMDXファイルの処理と再生を非同期で行っています。そのためMMDSPのような演奏状態を表示することが非常に困難です。私自身はスマホをポケットに入れっぱなしにして聴く用途に作っているので、視覚効果系は実装する予定はありません。

冬休み中にもう少し頑張って完成度を上げたいと思います。

ラベル:QT android MDX X68000 Linux QML
posted by eighttails at 16:15| Comment(0) | XMDX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

Qtで作成するAndroidサービス

この記事は、Qt Advent Calendar 2016 16日目用として作成した記事です。


■はじめに
この記事では、Qt5.7からサポートされた、Androidサービスの実装方法について、拙作の音楽プレーヤーの実例を交えて解説していきたいと思います。
XMDX_Qt2.png

Androidサービスは5.7で導入されたばかりで、まだ資料、ドキュメントがほとんどありません。
現時点で参考になるものといえば、KDABのブログ(https://www.kdab.com/qt-android-episode-7/https://www.kdab.com/qt-android-create-android-service-using-qt/)や、それに付随するサンプル(https://github.com/KDAB/android)を頼りにするしかありません。
また、サービスを実装するに当たりほぼ必須となるQtRemoteObjectsというコンポーネントがあるのですが、こちらはまだPlayGroundの段階でメインラインにマージされておらず、またサンプルコード以上のドキュメントも皆無に近いという状態です。

また、この辺に関する日本語の情報もほとんどないという現状はあるのですが、この記事では日本語の情報を提供することより、より実戦的なノウハウ、ハマりどころにフォーカスを当てて書こうと思います。

この領域は現時点で世の中にほとんどお手本がなく、「これが正解だ」と胸を張れる自信はないのですが、おつきあいください。

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ラベル:QT QML android X68000 MDX
posted by eighttails at 00:00| Comment(0) | XMDX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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